2020-11-13 第203回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
例えば、九州大学生体解剖事件。これは、当時の九州帝大、今の九州大学の医学部の外科において、アメリカ軍の捕虜に対して生体解剖を、被験者が生存状態で生体実験や解剖が行われた事実があります。これは九州帝国大学、組織としてかかわっていないという主張もありますが、ただ、B級戦犯裁判、主任教授、自分自身の責任だと言って自殺していますので。
例えば、九州大学生体解剖事件。これは、当時の九州帝大、今の九州大学の医学部の外科において、アメリカ軍の捕虜に対して生体解剖を、被験者が生存状態で生体実験や解剖が行われた事実があります。これは九州帝国大学、組織としてかかわっていないという主張もありますが、ただ、B級戦犯裁判、主任教授、自分自身の責任だと言って自殺していますので。
○吉田委員 それはそうお答えになるんですが、私が聞きたいのは、この九州の生体解剖事件等々の過去の反省を踏まえて、今回の学術会議の問題をどうお考えになるか、学問の自由というものをどうお考えになるか。どう思われますか。過去、本当に大変なことが行われました。いっぱい列挙したいんですが、代表的なものだけ挙げましたが、それに関してどうお考えになりますか。
戦争末期、九州帝国大学医学部で行われた米国人捕虜に対する生体解剖事件の資料が九州大学医学部医学歴史館に展示されました。世界の先進国がそうしているように、我が国でも戦時中の人体実験の史実を反省の上で公式に認められたことを高く評価すべきです。
この配付資料、御覧いただきたいと思うんですが、右下の方に九大の生体解剖事件についても書いてありますが、戦争末期に米国人捕虜に対する生体解剖実験が九州帝国大学医学部で行われたとされる資料が、九大医学部のキャンパス内にこの四月に開設されました医学資料館に展示をされました。
○政府参考人(佐野太君) 昭和二十年にあったとされますいわゆる生体解剖事件についてでございますが、九州大学に確認しましたところ、当時の医学部におきまして、捕虜となった米国人兵士に対し生体実験が行われ、死に至らしめた事件であるというふうに聞いてございます。
九大は、生体解剖事件というのが敗戦前にありました。そういうことについてきちっとした総括をするというのがまず第一だろう。 それから、私は戸嶋先生にもお願いしたいのですが、和田心臓移植のことについて学会として徹底して総括してやっていって、初めて患者の命と人権をどう保障していくかという医者の役割が出てくるのじゃないか。
ちょうどそのころ、九州大学の生体解剖事件が明るみに出され、二十数名の関係者が戦犯として逮捕されるという事件があったからだ。やがて堀中氏は納得してくれて、情報の出所は必ず秘密にすることを条件に、次のように答えてくれた。」 その実際に堀中という人がどういうことを言ったかといえば、「満州第七三一部隊というのは、ハルピン南方二十キロの平房という所にあった。